生活産業研究所(株)一級建築士事務所

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天空率プランの事例1

天空率を利用して設計したことで、従来の斜線制限(赤エリア)が計画可能となります。
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■敷地概要
 申請敷地;○○府○○市
 敷地面積;76 ㎡
 用途地域;第2 種低層(10m)
 建ぺい率;60%
 指定容積率;200%(道路幅員4.7mによる採用容積率188%)
 その他の規制;特になし


■設計主旨
 本計画建物は3 階建て住居(鉄骨ALC)を計画したものです。
 南側前面道路という条件なので、玄関・駐車場入り口が必然的にそちらからの
 動線確保となり、1階に駐車場とLDK が配置される事となりました。
 そして東側に各階への階段がレイアウトされ、各々の居室・ユーティリティーへと
 導かれています。
 ただし、全体配置において、従来の計画であれば気をつけなければいけない斜線
 制限において、例えば北へ追いやると北側斜線が、今度、北側斜線を意識しす
 ぎると、道路斜線に影響を及ぼす事となりこの辺りの兼ね合いが難しいが、
 「天空率」を利用する事により、計画が成り立ちました。


■計画建物概要
 建築面積 44.92 ㎡ 建ぺい率 59.11%
 基準法床面積 126.81 ㎡(駐車場10.64 ㎡) 容積率 152.85%
 工事床面積
 1 階 41.52 ㎡(駐車場10.64 ㎡含む)
 2 階 41.52 ㎡(バルコニー7.22 ㎡除く)
 3 階 43.77 ㎡(バルコニー3.45 ㎡除く)
 計 126.81 ㎡(バルコニー10.67 ㎡除く)

 



利点と考察

各図のハッチング部分が現行斜線制限により、本来であればカットされる箇所でありますが、天空率を利用する事により計画が可能となりました。 どのような利点があったかは以下の通りです。


①使用容積率のUP
従来の斜線制限による床面積より約19.18 ㎡増床となり、そのUP 容積率は約25.23%増し。

② 構造体への負担が少ない
躯体鉄骨柱においても斜線勾配を考慮した傾斜柱となるところが、各階そのままの形状にて建て方が可能。
特に北側の柱においては、現計画による配置では、3 階に建てる事さえ難しく、構造計画の見直しが必要かと思われます。
このことから、建築費のコスト削減の要因にも繋がりました。

③ プランの選択の拡充
通常の斜線制限による計画であれば、真北が若干敷地より東に振れている事により、北側斜線がかかる為、 ハッチング部が斜線制限によりカットされる事になり、レイアウト的に3 階へ上がる階段に無理が生じるが、その事にとらわれず計画を進めることが可能となりました。また、道路斜線においても天空率にてクリアされ居室・バルコニーが確保されている事が、判断出来るかと思います。また、 オーナーの希望に沿った(家族構成を含む)余裕を持った間取りが可能となりました。





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